岡山乳児園では､日々の遊び(生活)の中で子ども達が気づき､疑問に思い､そして､自ら遊ぶ“主体的な育ち”を目指して､教育･保育を行なっております｡0･1･2歳児は､言葉が未発達な分､子ども達の気持ちの変化や何に興味関心を持っているのか､表情や仕草､遊びの様子などから読み取っていくことが必要です｡複数の担任が子ども達一人ひとりを丁寧に見ていくことで､クラス全体への遊びに広がることもあります｡今年度､2 歳児パンダ組は､日頃からヤギに食べさせていた草に豆ができることに気づき､そこから様々な植物へ興味関心が広がっていきました｡そして､いろいろな植物の種を見たり触ったり､実際に土に植えてみたり､遊びがどんどん広がっていく様子を論文にまとめ｢2023 年度 ソニー幼児教育支援プログラム｣｢科学する心｣に保育実践として応募したところ､｢奨励園｣に選定されました｡今後も､子ども達の｢どうして?｣｢ふしぎ!｣と思う気持ちに寄り添い､｢もっとやってみたい!｣いう意欲を引き出せるよう努めてまいります｡

すやすや､乳児園2023年度ソニー幼児教育支援プログラム論文